STAFF INTERVIEW
WITH STUDENT
職員・学生対談

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学生&生協役職員 立場を超えて学生と
生協職員が本音トーク。
『学生と一緒に事業を作る』大学生協。
一般企業とはちょっと違う、
大学生協で働く職員の姿が
見えました。

矢川 正訓さん

山口大学生協
専務理事

矢川 正訓さん

井上 貴行さん

山口大学生協
フード部門店長

井上 貴行さん

中井 美奈さん

山口大学生協
学びと成長部門店長

中井 美奈さん

野村 卓志さん

山口大学
教育学部4年

野村 卓志さん

上川 優衣さん

山口大学
人文学部2年

上川 優衣さん

(2025 年2 月現在)

中井店長 中井店長

 それでは、よろしくお願いします。
 お二人は大学生協とはどのような関わりがありましたか?

野村さん 野村さん

 一番利用しているのは食堂ですね!ランチでよく利用します。また、ゼミ室にこもる前にFAVO※でドリンクやおやつを買い込んでいます。他には共済にもお世話になりました。共済のおかげでお金の心配がなかったのはありがたかったです。まさかと思うようなことが学生生活には起きるものだということを体験しました。
※FAVO=山口大学吉田キャンパスにある大学生協のショップ。

上川さん 上川さん

 私は1年生の時、生協主催の講座に参加し友達ができました。違う学部の子やサポーターの先輩とも仲良くなれたので生協は出会いの場としての存在も大きいと思っています。
 生協にはいろいろな講座があって「パソコンスキルサポート講座」と「学び成長出発(たびだち)プログラム」と「『超』感覚英語座」を受講しました。そこで活躍する先輩たちがとても素敵で、自分もサポーターなど生協の活動に関わることにしました。

インタビューの様子1

フード部門で学生と一緒に
企画を実施

井上店長 井上店長

 上川さんは食堂の企画にも参加してくれましたね。

上川さん 上川さん

 1年生から参加し、今年は2年生の私たちがメインとなり「イチゴオーレフェア」を開催し、商品の企画から販売までに携わりました。学生の声をいろいろ聞いて商品づくりをし、キャンパス内やSNSを活用してたくさんの人に食べてもらえるように宣伝をしました。仕入れなどでは井上店長にお世話になりました。

井上店長 井上店長

 学生にはニーズ調査、レシピや価格帯なども含めて考えてもらいました。担当の学生とミーティングを繰り返して、実際の販売につなげられるように、学生たちが持つ理想を大切にしつつ、バランスを取りながら進めていくのが職員の腕のみせどころです。調達しやすい食材を使うなど業務側の都合でやってしまえば学生コラボの意味はありません。やはり学生の声が一番ですから。試作品を学生にプレゼンする時は正直ドキドキしました(笑)

上川さん 上川さん

 井上店長にはよい形で商品化していただきました。ありがとうございました。でも通常の食堂の仕事以外に学生との企画を行うことは大変ではないのですか?

井上店長 井上店長

 日常の食堂サービスだけで学生のニーズや食の楽しみが、全て提供できているのかという課題感が自分の中にありました。業務は増えますが、学生との企画を通して新たな食材の魅力を知ったり、今まで使っていなかった資材の開拓もできて、学生のニーズに応えながら食の楽しみを提供できるだけでなく、自分の知識を広げることもできるので、楽しんで取り組んでいます。

中井店長 中井店長

 イチゴオーレの企画はポスターもとても上手でしたよね。

井上店長 井上店長

 学生は商品づくりだけでなく、ポスターなどを自分たちで作ってPR活動もシフトを組んで頑張っていましたね。SNSでの反響も大きかったそうですよ。「こんな商品が欲しい」というアイディアに対して責任をもって商品を開発し、販売を成功させるために「やりきる」という社会人に必要な大切な力が身に付いたのではないかな。一緒に事業をする中で学生の成長にもつながっているといいなと思います。

上川さん 上川さん

 そうですね、慣れないことや恥ずかしい思いもしたけど、おもしろい経験ができたと思います。

学生が運営に参画する
講座事業と学生の成長

中井店長 中井店長

 次は二人の生協での活動についても聞いていいですか?まず野村さんはどうでしたか?

野村さん 野村さん

 私は、パソコン講座と新生活準備サポートセンター(新サポ)のサポーターをしていました。パソコン講座では、学年が上がるにつれ主力となって講座の中身を作っていけたのが楽しかったですね。パソコンスキル全般が身につきこれからの自信にもなりました。

矢川専務 矢川専務

 野村さんは人前で話す力も、特段に身につきましたね。

野村さん 野村さん

 パソコン講座のサポーターは、約500人の前で登壇する「講師」と、グループの「ファシリテーター」に分かれます。私は両方を経験し、プレゼン力やミーティングを回す力、雑談力、誰かに教える力などいろんなことが身に着いたと感じています。緊張する場面もたくさん経験しましたが、緊張との付き合い方も学べたと実感しています。

矢川専務 矢川専務

 生協の様々な活動は、学生サポーターがいなければ成り立ちません。彼はリーダーとして本当に頑張ってくれています。安心して任せられましたね。
 新サポでは保護者にも説明をする機会があるのでハードルは高いと思いますが、野村君をはじめ、他のサポーターも経験を積み重ねるうちに、保護者との接し方も見違えるようになりましたよね。その成長過程を見ることができるのも職員冥利に尽きますし、頼もしく思っています。

野村さん 野村さん

 新サポ活動中、新入生に商品の魅力を学生目線で伝える資料や、新しいサポーターへの研修資料を作りました。矢川専務からは、基本的にすごく任せてくれて、褒めてくれたうえで、「こうしたらさらに良くなるよ」とかポジティブなフィードバックを頂けたので、ずっと明るい気持ちで動くことができました。サポーターの成長を常々考えてくれていることが伝わってきて、私も成長できたのだと思います。

上川さん 上川さん

 私は、英語講座のサポーターをしています。講座を良くしていこうと学生どうしで話していると、時々ヒートアップして白熱することも…。そんな時は、中井店長が上手に間に入ってくれて助かっています。中井店長はどんな思いで学生に関わってくださっているんですか?

インタビューの様子2

学生と関われることは
大学生協の職員のやりがいに

中井店長 中井店長

 一人ひとりとのコミュニケーションは意識しています。深く知ってそれぞれの思いを理解して一緒に取り組むことが大事だと思っています。一緒に目標達成を喜べるし、単純に楽しそうに活動しているのを見るのがとても楽しいです。
 また、学生には自分で考えて動ける人になって欲しいので、あまり口を出さず自主性を大切にし、お任せするように心がけています。反対に、学生サポーターの姿をみて、自分も頑張ろうと思うことの方が多いですね。
 学生さんから見て職員はどういう風に映っていますか?

野村さん 野村さん

 本当に学生のことを1番に考えてくれているのは伝わります。学生のやりたい思いを、どうやったら実現できるのかを一緒になって考えてくれ、学生が自分で考えて自分で動けるようにさりげなく手を差し伸べてくれる、そんな温かな存在です。

上川さん 上川さん

 最初は、職員さんだからと緊張していたのですが、話を聞いてくれて、私たちの思いも分かってくれ、同じ目線で取り組んでくれる心強い存在です。学生時代に大人の方とこんなにたくさん話し合うこと自体が一般的なアルバイトでは経験できないと思いますし、楽しく生協の活動に取り組めるのは職員さんのおかげです。

矢川専務 矢川専務

 そう言ってもらえるのは嬉しいですね。お⼆⼈の活躍は目覚ましいですが、学⽣サポーターの中には、まだ自分の殻から⼀歩を踏み出せない⽅もいらっしゃいます。その学⽣がどうやったら歩みだせるかというテーマが私の中にあります。一歩を踏み出せたら二人みたいに十歩も百歩もどんどん進んでいく。そんな学生の力強さを知っているからこそ、職員としてはもっと学生と関わり個の力を開花していけたらと思っています。

中井店長 中井店長

 私⾃⾝、学生時代に大学生協に助けてもらってそれがきっかけで⼊協したので、次は私が学生にそのお返しをしていきたいという思いです。「活動をしてもらっている」ではなく「したくてこの活動をしている」と学生自身に思ってもらえる状態をいかに作れるかがテーマです。⽇々、学⽣に感謝しながらサポートできるこの仕事に就けて幸せだなと思っています。

井上店長 井上店長

 私は学生時代の経験を生かした仕事ができています。食堂の仕事は飲食業態に近い部分もあるけど、ちゃんとご飯を食べているか、栄養は摂れているのか、本質は学生の健康を守ることにあります。学生一人ひとりに向き合う中で、それぞれの人生や考え方、ストーリーが見え、職員としてもサポートできることにやりがいを感じますし、本日みんなのお話を聞いて、改めて良い組織だと感じることができました。

野村さん 野村さん

 大学生協の仕事は、学生と関われるとても楽しくてやりがいのある仕事ということが理解できました。これからも後輩たちのためによろしくお願いします。

インタビューの様子3

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